概要
Robert C.Martin 氏が執筆した「Clean Code -アジャイルソフトウェア達人の技-」という本をご存じでしょうか?
https://www.amazon.co.jp/Clean-Code-%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E9%81%94%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%8A%80-Robert-C-Martin/dp/4048930591www.amazon.co.jp
「Clean Code」は、洗練されたコード(Clean Code)を書くことが必要とされているプロのプログラマーにとっては必須の本として有名で、Clean Code を書くための原則・法則、パターン、実践例などが数多く収録されています。
ただ、内容がやや難しく Java 言語よりに記載がされているため、取っつきづらい部分もあるかと思います。
そんな中、「Clean Code」を JavaScript 言語に適応して紹介してくれている OSS があったので、今回はこちらについてご紹介したいと思います。
今回ご紹介する OSS は、Robert C.Martin 氏が執筆した「Clean Code -アジャイルソフトウェア達人の技-」を JavaScript 向けに適応した「clean-code-javascript」になります。
JavaScript を主に使用している方にとってはとても有益な OSS となるのではないでしょうか?
それでは早速詳細についてみていきましょう!
目次
特徴
「clean-code-javascript」の特徴としては、以下の内容について JavaScript 向けに説明がされていることでしょうか。
- 変数
- 機能
- オブジェクトとデータ構造
- クラス
- SOLID
- テスト
- 同時実行性
- エラー処理
- 書式設定
- コメント
利用手順
「clean-code-javascript」を利用するには、以下の GitHub ページの README ページを参照することで利用可能です。
使用感
早速私も「clean-code-javascript」について目を通してみました!
「変数」に関するところを見ると、以下の画像のように、変数宣言やメンタルマッピングに関する BAD/GOOD の記載がありました。
その他にも具体的な例とその良し悪しが記載されており、プログラマーなら常識と思われる内容があったり、そんなこともまで考慮する必要があるのか、などといった新しい発見などもありました。
自分自身もそれあたりまえだよ~という内容が多かった印象ですが、一部新たな発見などもあったので、今回を機に JavaScript でソースコードを書く際のあたりまえを見直してみようと思いました。
まとめ
今回は、Robert C.Martin 氏が執筆した「Clean Code -アジャイルソフトウェア達人の技-」を JavaScript 向けに適応した「clean-code-javascript」という OSS についてご紹介いたしました。
本来の「Clean Code -アジャイルソフトウェア達人の技-」はソースコード一般的な内容について書かれているため、なかなか取り組みにくい部分も多いかと思いますが、JavaScript 向けの「Clean Code」の本というようにジャンル分けされていれば、読みやすくなりますね!
JavaScript を使用して仕事をされている方や JavaScript についてよりもっと詳細に勉強してみたいという方にとってはこちらの OSS「clean-code-javascript」はとても良いかもしれません!
気になった方は是非一度こちらの「clean-code-javascript」を参照してみてください!