概要
Notepad++ というテキストエディタをご存知でしょうか?
プログラマー向けに開発され、一般的なタブ切り替え型テキストエディタとして使い勝手が良く、ソースコードの編集に必要な機能が十分備わっているテキストエディタです。
一般的な統合型開発環境よりも動作が軽快で、小さなアプリケーション開発だったりスクリプトを作成するほか、メモ帳としても利用できるため、非常にマルチに活躍することができるテキストエディタになります。
自分も VSCode が今ほど普及する以前はソースコードを書くなら Notepad++ を使用しており、現在も簡単なメモなどを取る際は動作が非常に軽快なこちらの Notepad++ を普段使いしております。
ただ、こちらの Notepad++ は Windows でのみ利用可能なため、Linux や MacOS では利用できませんでした(自分は Windows ユーザーなので知りませんでした。。)。
そんな中、なんと Notepad++ をクロスプラットフォームアプリケーションとして再実装している OSS があったので、今回はこちらをご紹介いたします。
今回紹介する OSS は、クロスプラットフォームで Notepad++ を利用できるように再実装している OSS「NotepadNext」になります。
現在は開発中(v0.5.5)ということですが、個人的にはとても朗報でした!
それでは早速こちらについて、インストール手順などをみていきましょう。
利用手順
クロスプラットフォームアプリケーションのため、Windows、Linux、MacOS で利用することができます。
Windows の場合
以下のリリースページからインストーラーまたはスタンドアロンの Zip ファイルをダウンロードします。
または、Winget コマンドからインストールすることができます。
winget install dail8859.NotepadNext
Linux の場合
以下のリリースページから AppImage をダウンロードします。
または、flatpak 経由でインストールすることができます。
flatpak install flathub com.github.dail8859.NotepadNext
MacOS の場合
以下のリリースページからインストーラーをダウンロードします。
使用感
実際にダウンロードして使用してみました!
起動してみたら普段の Notepad++ そのもので、なんら違いは見当たらなくとても完成度が高いと思いました!
これが Linux や MacOS で利用することができるということなので、ますます Notepad++ の知名度がこれから高くなりそうです!
まとめ
今回はクロスプラットフォームで Notepad++ を利用できるように再実装している OSS「NotepadNext」をご紹介しました。
個人的にとても愛用している Notepad++ のクロスプラットフォーム化アプリということで、これまで Notepad++ を使っていなかった Linux ユーザーや MacOS ユーザーの方もぜひ一度使用してほしいです!!
まだ開発中ということでまだバグが多くあるということですので、正式に使うというのは難しいとは思いますが、開発も順調に進んでいるようなので、早く製品版として正式に使いたいですね!
ライセンス
GNU General Public License v3.0