ChatGPT をデスクトップアプリで利用したいなら!「Chatbox」
概要
またまた ChatGPT OSS が GitHub 上にあり話題になっていたためご紹介しようと思います。
これまで私は ChatGPT に関する OSS は Web アプリケーションのものだったのですが、今回ご紹介するのはデスクトップアプリケーションとして macOS、Windows、Linux といった OS 上で動作できるものとなっています。
今回ご紹介する OSS は、ChatGPT をデスクトップアプリとして利用できる「Chatbox」になります。
デスクトップアプリとして ChatGPT を利用することのできるアプリはまだ数も少ないと思いますので、大変面白いかと思います。
それでは早速もう少し詳細について見てみましょう!
目次
特徴
特徴としてはいかが挙げられていました。
- ChatGPT Plusと同じ高速
- ローカルに保存されたデータ
- より自由で強力なプロンプト能力
- GPT-4およびその他のモデルをサポート
- カスタムドメインプロキシをサポート
- その他の機能:マークダウン、メッセージの引用、単語とトークンの推定、ダークモード
- UI設計は人間工学に準拠
- ソフトウェアインストーラーが付属しており展開する必要なし
- 無料およびオープンソース
利用手順
「Chatbox」を利用するための方法は、Release ページから各自の OS にあったインストーラーをダウンロード・インストールするだけです!
- Windows の場合
.msi
インストールパッケージをインストール
- macOS の場合
.dmg
または.tar
ファイルをインストール
- Linux の場合
.AppImage
または.deb
ファイルをインストール
インストール後、初めてアプリを起動する際は OpenAI API キーを設定するページが表示されますので、その際はご自身の OpenAI API キーを入力ください。
ちなみにこの時に OpenAI API キーを入力しそびれても、後で設定画面から API キーを入力することができるのでご安心を。
使用感
早速わたしもこちらの「Chatbox」について少し触ってみました。
私の使用しているパソコンの OS は Windows10 なので、Windows 用のインストーラを利用してインストールしました。
インストール自体も特に問題なくスムーズに行えてとても簡単でした。
実際に「Chatbox」を利用してみたのですが、ChatGPT で行えることはすべて利用できるな、という印象でした。
ただ、ブラウザで利用する Web アプリケーションとは使い心地が違うので、個人的にはデスクトップアプリのほうが高級感もあって使いやすいなと思いました。
本記事執筆時点ではバージョンが 0.29
だったので、製品版としてはまだまだ機能が追加されていくんだなという印象を受けました。
実際ロードマップを見てみると、コードブロックのコピーボタンが実証予定だったり、モバイルアプリ端末対応など、まだまだ開発が続きそうです。
ただ、これまで以上に開発が進んでいくことが予想されますので、どのようにこれから進化していくのかはとても楽しみだなと思いました!
まとめ
今回は ChatGPT をデスクトップアプリとして利用できる「Chatbox」についてご紹介しました。
ChatGPT を利用したアプリはたくさん出ていますが、デスクトップアプリに特化したものはまだ数えるほどしかないため、とても興味深かったです。
また「Chatbox」は現在絶賛開発中ということもあり、これからの機能追加は大変楽しみです!
ChatGPT をデスクトップアプリとして利用してみたいかた、Web アプリ版の ChatGPT には飽きてしまった方などいましたら、ぜひ一度こちらの「Chatbox」を触ってみてはいかがでしょうか?
ライセンス
GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 3