ソフトウェア開発者のための OSS、まとめてみました!

ソフトウェア開発を行なっている自分が、個人的に面白いと思ったプログラムの最新技術や、オープンソースソフトウェア(OSS)をまとめています!

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多機能な画面キャプチャを行いたいなら!「ShareX」

概要

パソコンで画面キャプチャを行う際、皆さんはどのアプリを利用していますでしょうか?

私は Windows 10/11 を利用しているので、Windows に標準装備されている「切り取り &スケッチ」アプリを利用しています。

画面をすぐにキャプチャしたいというときやメモ代わりに使用したいときなどはとても重宝していており、とくに不満はないのですが、標準以外の画面キャプチャアプリってどういうのがあるのだろうとふと思った今日この頃です。

そして OSS 上を探してみると、やはり世界中には作成されている方はいるものですね。

今回紹介する OSS は、画面全体・範囲指定など様々な方法で画面キャプチャを行える「ShareX」を紹介します。

また、こちらは静止画だけでなく動画キャプチャも可能ということで、確かに Windows 標準のキャプチャよりも多機能です。

それでは早速利用方法など見ていきましょう。

利用手順

以下の公式サイトの「ダウンロード」ボタンからソフトウェアをダウンロードします。

ダウンロード完了後、「setup.exe」を起動し、端末にインストールします(設定はデフォルトで大丈夫です)。

インストール完了後、「ShareX」を起動すると以下のように起動画面が表示されます(デフォルトで日本語表記です!)。

使用感

早速自分も使用してみました。

基本的な操作方法は起動画面上に記載されているので、操作方法自体も特に困ることはなさそうですね。

まずは基本的な操作として、マウスによる領域キャプチャを試してみました。

すると、マウスカーソル下の位置をピクセル単位で選択することができ、細かいエリアをキャプチャしたい際にはとても便利だなと思いました!

また、GIF も撮影できるということだったので試してみました。

「Ctrl + Shift + PrtSc キー」で GIF 撮影モードを起動し、領域を指定することで GIF 撮影することができます。

※ ただし、初めて ShareX を利用して動画キャプチャを行う場合は、ffmpeg.exe のダウンロードが必要な場合があります。

これまでブログを書くときなど GIF ファイルを作成するときは Windows 標準アプリとは別の外部アプリを利用していたので、1 つのアプリで完結できるのはとてもいいです!

そのほかにも画面全体を撮影することや撮影した画像を編集するということ、さらには撮影した画像などを Google Photos や Dropbox などのクラウドストレージに共有することもできるようです。

まとめ

今回は、画面全体・範囲指定など様々な方法で静止画像キャプチャ、さらに動画キャプチャも行える「ShareX」という OSS を紹介しました。

これまで Windows の標準アプリ「切り取り & スケッチ」を使っていて機能的に物足りないなーということがあったので、非常に興味深い発見でした。

ただ、機能が多すぎて自分にはなかなか使いきれそうにないなとも思いました(笑)。

これから少しずつ機能を覚えつつ使い慣れていけたらと思いました!

ライセンス

GNU General Public License v3.0

リンク

getsharex.com

github.com