概要
PayPay や楽天 Pay、メルペイ、LINE Pay などの登場により、最近ではものを購入するときの方法が電子マネー決済で行われることが普通になってきました。
ほかにも知り合い同士でのお金のやり取りや割り勘なども電子マネー決済やスマートフォンアプリを使用することで簡単に済ませることができるようになったほか、2023 年 4 月からは給与の振り込みも PayPay などの一部電子マネー決済アプリで解禁となり、今やお金のやり取りの主流になりつつあります。
そんな電子マネー決済が主流になる中、アメリカでも電子マネー決済が主流になっており、その中でもとても最先端な電子マネー決済アプリとしての OSS を見つけましたので、こちらについてご紹介したいと思います。
今回ご紹介する OSS は、個人間・ビジネスどちらでも使用可能で、友人間・同僚間での送金、割り勘、経費購入などお金に関する操作をチャット形式で行える「New Expensify」になります!
「New Expensify」は現在ですとスマートフォンアプリとしてリリースされています。
apps.apple.comそれでは早速詳細についてみていきましょう!
目次
特徴
「New Expensify」の大きな特徴として、以下の点が挙げられていました。
- 領収書スキャン
- 領収書をスキャンして自動的に経費計上が可能
- 距離追跡
- 出張経費をキロメートルで計測・追跡が可能
- 支払いチャット
- 支払いのためのやり取りをアプリ上のチャット形式で対応可能
- タスク作成
- チャットを通じてタスクの割り当てが可能
- チャット
- 経費についてチャット形式での質問や個人間のやり取り、グループ会話をチャット形式で可能
- 財務管理
- 支出の様子をレポート化し財務状況を可視化可能
そのほかにも様々な特徴がありますので、詳細を把握したいかたは公式ドキュメントを参照ください。
利用手順
Mac など macOS であれば Node.js を利用して Web アプリとして起動することができます。
nvm
をインストール後、node
とnpm
をインストールしますbrew install nvm && nvm install
watchman
をインストールしますbrew instal watchman
- 依存関係をインストールします
npm install
mkcert
をインストールしますvrew install mkcert
npm run setup-https
でローカルサーバを起動します。npm run setup-https
etc/hosts
に dev.new.expensify.com が localhost にアクセスさせるようにファイルに追記します。127.0.0.1 dev.new.expensify.com
macOS 以外の Linux や Windows などで動作させてみたい場合は、こちらのインストール手順を参考にしてみてください。
その他、Android アプリ、iOS アプリとしてすでに公開されているので、製品版を触ってみたい方は実際にアプリをインストールしてみるのもよいでしょう。
apps.apple.com所感
「New Expensify」ですがすでにスマートフォンアプリとして製品版が公開されており、アメリカなどでは普通に使用されているアプリになっています。
チャット形式で経費のやり取りや個人間でのお金のやり取りができるというもので、今の時代のユーザーにとっては非常にとっつきやすいアプリになっていると思います。
企業での経費は各社内サービスであったり一部のクラウドサービスなどを使用されていることも多いと思いますが、今後このようなチャットでやり取りできるスマホアプリが台頭し、日本の決済サービスがガラッと変わる日が来る気がしました!
まとめ
今回は、個人間・ビジネスどちらでも使用可能で、友人間・同僚間での送金、割り勘、経費購入などお金に関する操作をチャット形式で行える OSS「New Expensify」についてご紹介しました。
すでにスマートフォンアプリとして展開されており、アメリカでは日常的に使用されているアプリになります。
チャット形式で経費計上ができたりお金のやり取りができる点が魅力的ですね。
少しでも気になった方は、ぜひ一度こちらの「New Expensify」を触ってみてはいかがでしょうか?