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ソフトウェア開発を行なっている自分が、個人的に面白いと思ったプログラムの最新技術や、オープンソースソフトウェア(OSS)をまとめています!

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ChatGPT では倫理的に回答できない質問にも回答してくれる、倫理無き AI チャットサービス「FreedomGPT」

概要

本ブログでも何回か話題に取り上げたことのある AI チャットサービス「ChatGPT」について、皆さまはご存じでしょうか?

ChatGPT とは高度な AI 技術によって人間のように自然な会話ができる AI サービスになります。

2022 年 11 月 に公開されてから、無料で利用できる AI チャットサービスということもあり、世間でも非常に注目を浴びている技術になります。

aismiley.co.jp

そんな我々の質問に対して的確に回答してくれる ChatGPT ですが、どんな質問にも丁寧に回答してくれるということはありません。

ChatGPT に搭載されている AI などには安全フィルターのような機能が搭載されており、差別的な発言であったり攻撃的なワードを使用しないように調整がされています。

しかし、AI のスタートアップ企業である Age of AI が開発した AI チャットサービス「FreedomGPT」には、そのような安全フィルターが搭載されておらず、非倫理的なワードを連発することが話題になっています。

gigazine.net

そんな話題になっている AI チャットサービスですが、こちらは OSS として GitHub 上に公開されていましたので、今回はこちらの倫理なき AI チャットサービス「FreedomGPT」についてご紹介したいと思います。

OpenAI が開発した ChatGPT には、差別的な発言や性的言動、犯罪につながる会話などを防止する安全フィルターのような機能が搭載されていますが、「FreedomGPT」ではなんでも答えてくれるという、やや危うい AI チャットサービスにになります。

使い方には注意が必要ですが、非常に面白い OSS ですので早速詳細について見ていきましょう!

目次

特徴

FreedomGPT」の特徴は、なんといっても安全フィルターがないのでなんでも質問に答えてくれるということではないでしょうか。

上記の記事にも記載されていましたが、例えば「強盗の仕方を教えて」という質問に対して、ChatGPT では回答してくれませんでしたが「FreedomGPT」では回答してくれています。

なんでも答えてくれるということですが、使い方には注意しましょう。

利用手順

FreedomGPT」の利用方法ですが、以下の公式デモページにアクセスするか、ローカル環境で動作させるかの方法があります。

ただし、デモページの方は同時接続数が多すぎて現在利用できないというメッセージが表示され、使用できない状況です。

www.freedomgpt.com

そのため、デスクトップアプリをウェイトリストへ情報登録してからダウンロードするか、GitHubリポジトリからクローンしてローカルサーバ上で起動させる方法が良いかと思います。

ちなみに、ウェイトリストへのリンクは以下になります。

www.freedomgpt.com

GitHub からソースコードをクローンして利用する方法

事前準備

FreedomGPT」は Electron と React.js で作成されたデスクトップアプリケーションです。

そのため、ローカル環境で動作させるには以下の環境が必要になります。

ソースコードのクローン

以下コマンドを利用して利用することができます。

git clone https://github.com/ohmplatform/FreedomGPT.git
cd FreedomGPT
yarn install
yarn start:prod

ちなみに、「FreedomGPT」を起動すると LLaMa などのデータセットをインストールすることになるので容量が 15GB 必要となるので注意が必要です。

使用感

実際に自分のほうでもこちらの「FreedomGPT」を利用してみました!

FreedomGPT」では日本語入力できますし、日本語を認識してくれはしますが、返答はデフォルト英語でした。

ただ、比較的簡単な英語で回答してくれるので、特に苦も無くチャットのやり取りは行えそうかなと思いました。

また、ChatGPT では安全フィルターが働いて答えてくれない質問(ブログにも載せられないやや倫理観のない質問)に対しても、きっちり英語ですが回答してくれました!

使い方を誤ればとても怖いですが、ChatGPT では回答してくれなかった部分について代わりに回答してくるので、とても興味深いですし面白いな、と個人的には思いました!

まとめ

今回は、ChatGPT では倫理的に回答できない質問にも回答してくれる、倫理無き AI チャットサービス「FreedomGPT」についてご紹介しました。

ChatGPT が世間をにぎわせている中、どんな質問にも回答してくれるという「FreedomGPT」も、実はネット世間でにぎわっていました!

質問・回答に関する安全フィルターがないということなので、使い方を間違えると非常に恐ろしい AI チャットサービスだなと思う反面、これまで ChatGPT では回答してくれなかった質問をぶつけてみて、どんな回答が返ってくるのかなというのは個人的に非常に楽しみです!

ChatGPT を普段利用しており安全フィルターを取っ払ってでも聞いてみたい内容がある方、または単純に「FreedomGPT」に興味がある方などは、ぜひ一度こちらの AI チャットサービス OSSFreedomGPT」を利用されてみてはいかがでしょうか。

ただし、くれぐれも使い方を間違えず常識の範囲内で利用いただければと思います。

ライセンス

GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 3.0

リンク

www.freedomgpt.com

github.com