ソフトウェア開発者のための OSS、まとめてみました!

ソフトウェア開発を行なっている自分が、個人的に面白いと思ったプログラムの最新技術や、オープンソースソフトウェア(OSS)をまとめています!

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Stable Diffusion を MacOS で簡単に利用してみたいなら!「Diffusion Bee」

概要

Stable Diffusion なるものをご存知でしょうか?

Stable Diffusion とは 2022 年 8 月に無償公開された描画 AI で、ユーザーがテキストでキーワードを入力することでそれに応じた画像が自動生成してくれる OSS サービスとなります。

huggingface.co

Stable Diffusion はキーワードを入力するだけで写真のような画像からイラストのような画像を描画させることができる OSS として近年人気を博しています。

Wiki からの画像となりますが、「乗馬する宇宙飛行士の写真」としてキーワードを入力すると下のような画像が出力されます。

そんな Stable Diffusion ですが、MacOS のローカル上で簡単に実行することができる OSS を見つけましたので今回はこちらについてご紹介します。

今回ご紹介する OSS は、画像生成 AI である OSS の Stable Diffusion を MacOS で簡単に利用する事ができる「Diffusion Bee」になります。

こちらの「Diffusion Bee」を利用すると、ワンクリックで Stable Diffusion を MacOS にインストールして簡単に利用する事ができます。

目次

特徴

主な特徴としては以下のように記載がありましたので、こちらでも紹介します。

  • 完全なデータ プライバシー - クラウドには何も送信されない (画像のアップロードを選択しない限り)
  • ワンクリック インストーラーによるクリーンで使いやすい UI
  • 画像のアップスケーリング
  • M1/M2 チップ用に最適化
  • コンピューター上でローカルに実行

なお、「Diffusion Bee」はコンピューター上でローカル実行されるため、データがクラウドに送信されることはないそうです。

利用手順

利用方法としては以下になります。

  1. アプリケーションをダウンロードして起動する

  1. プロンプトを入力し、生成をクリックします

テキストから画像へ:

画像から画像へ:

マスク付きの画像から画像へ:

修復:

外塗り:

歴史:

要件

Diffusion Bee」を利用するには以下の要件が必要となります。

  • Intel または M1/M2 CPU を搭載した Mac
  • MacOS 12.3.1 以降

まとめ

今回は画像生成 AI である OSS の Stable Diffusion を MacOS で簡単に利用する事ができる「Diffusion Bee」をご紹介しました。

最近話題になっている画像生成 AI ソフトを気軽に試してみたいという MacOS ユーザーにとってはとても役立つ内容だったかと思います。

本当に簡単に利用する事ができるため、興味があるればぜひ一度参照してみて、利用されてみてはいかがでしょうか?

ライセンス

GNU General Public License v3.0

リンク

diffusionbee.com

github.com