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ChatGPT をシェル上で動かしたいなら!「Shell GPT」

概要

ChatGPT の猛威がすさまじく、最近の GitHub 上のトレンドはほぼほぼ ChatGPT に関するサービス・アプリで埋め尽くされています!

そんな中今回も ChatGPT に関する面白い Web アプリがあったので、こちらで紹介したいと思います。

今回ご紹介する OSS としては、ChatGPT を Shell などの CUI 上で動作させて AI とやり取りする「Shell GPT」になります。

その名の通りで、ChatGPT を Shell 上で動作させてやり取りをするものになります。

それでは早速使い方などについて簡単に見ていきましょう!

目次

特徴

こちらの「Shell GPT」ですが、機能としては単純に Shell 上で ChatGPT を動かしているというものになります。

OpenAI の ChatGPT(GPT-3.5)を搭載しているため、自然言語を介して AI から回答を簡単に得ることができます!

本アプリ自体は Python で作成されていました。

利用手順

ChatGPT を使用しますので、実際の利用には OpenAI API キーが必要になります。

参考:OpenAI API

Shell GPT」をインストールするには、Python をインストール後、以下のコマンドを入力します。

pip install shell-gpt

インストール後は sgpt と入力し、スペースを空けて AI に聞きたいことを入力して利用開始できます。

例:sgpt こんにちは → こんにちは!お元気ですか?

ちなみに、OpenAI API キーは初回利用時に入力を求められますので、その際に入力します。

もし入力に失敗した場合は、~/.config/shell_gpt/.sgptrc から再設定できます。

使用感

私自身も早速使用してみました!

利用自体はとても簡単で、Shell 上で ChatGPT が利用できるので、これまで以上に便利に利用できそうだなと思いました!

まとめ

今回は ChatGPT を Shell などの CUI 上で動作させて AI とやり取りする「Shell GPT」をご紹介しました。

こちらのアプリ自体は本当に単純で、Shell 上で ChatGPT を利用することができるので、これまでブラウザを開いてごちゃごちゃしていた作業が、コマンド1つでシンプルに利用することができます。

こちらのアプリについて気になった方、Shell 上で ChatGPT を利用してみたいと興味を持った方は、ぜひ一度こちらの「Shell GPT」を利用されてみてはいかがでしょうか?

ライセンス

MIT License

リンク

github.com