概要
ソフトウェアエンジニアの方やパソコンを普段使用されている方はターミナルやコマンドプロンプト、PowerShell などを使用されている方も多いかと思います。
しかしデフォルトのターミナルの場合、背景が黒で文字が白のもので素っ気なく思えてくることも多いのでは無いのでしょうか?
黒白のターミナルの方がエンジニアっぽくて良いという方もいるかと思いますが、たまには気分を変えてみたい方もいるのでは無いでしょうか?
そんな方に朗報です!
ターミナルやコマンドプロンプトの画面を簡単にかつ綺麗にカスタマイズすることが可能な OSS を発見しましたので、今回はこちらをご紹介しようと思います。
今回ご紹介する OSS は、シェル用の最小限で非常に高速、かつ無限にカスタマイズ可能なプロンプト「Starship」になります。
上図を見るになかなか可愛らしいシェル画面ですね。
それでは早速こちらの「Starship」についてみてみましょう!
特徴
Starship について、以下の特徴が挙げられていました。
- 非常に高速:Rust 製のため非常に高速です!
- カスタマイズ可能:プロンプトのあらゆるシェル、あらゆる側面を構成します。
- ユニバーサル:あらゆるシェル、あらゆるオペレーティングシステムで動作します。
- インテリジェント:関連情報を一目で示します。
- 豊富な機能:お気に入りのツールを全てサポートします。
- 簡単:迅速なインストールが可能であり、数分で使用開始可能です。
その他詳細について知りたい方は、以下の公式ドキュメントを参照ください。
利用手順
※ Starship を動かすためには Nerd Font がインストールされていて、端末で有効になっていることが必要です。
Step 1. Starship をインストール
端末ごとにインストール方法が異なりますので、詳細は GitHub リポジトリの README.md のインストール手順をご覧ください。
なお、インストール可能な端末は以下になります。
Step 2. Starship をシェルにセットアップ
Starship を初期化する必要があるため、以下のシェルごとに設定を行なってください。
なお、こちらで設定を行えるシェル一覧を示しておきますので、各設定については README.md を確認ください。
- Bash
- Cmd
- Elvish
- Fish
- Ion
- Nushell
- PowerShell
- Tcsh
- Xonsh
- Zsh
Step 3. Starship の設定
諸々のインストールが完了したら、以下の設定から、必要な設定を行います。
使用感
早速自分もこちらの Starship を端末にインストールして試してみました。
こちらの Starship ですが、確かにシェル画面がカラフルになって気分が明るくなりますね!
Windows の場合、インストールがやや面倒でしたが入れて見る価値はあったなと思いました!
まとめ
今回はシェル用の最小限で非常に高速、かつ無限にカスタマイズ可能なプロンプト「Starship」をご紹介しました。
モノトーンなシェル画面に飽きてしまった方やフォント・カラーを変えて気分を一新したい方など、少しでも興味を持った方はぜひこちらの OSS「Starship」を試してみてはいかがでしょうか!
インストールすることで心機一転し、作業を楽しく行なっていただければと思います!