概要
突然ですが、皆さんは調べたことや気になったことをメモして残しておくナレッジベースを使用されていますでしょうか?
私はプライベートでは Notion を使用しており、大変お世話になっております。
Notion など現在巷で流行っているナレッジベースはクラウドベースの物が多いため、どの端末からでもアカウントさえ統一しておけば同一データにアクセスすることができます。
これがメリットでもあり、一方デメリットである場合があります。
例えば、企業などでナレッジベースを使用したい場合などで、現在のクラウドはセキュリティや情報管理などが厳格に定められているため自社管理するよりもセキュリティがしっかりしている場合が多いと思いますが、それでも自社内でデータを管理したいなどです。
そのような場合は自社内でサーバーを立てて、ナレッジベースのソフトを自前で動かすなどが必要ですが、今回はそのプライバシー優先のナレッジベース OSS をご紹介します。
今回ご紹介する OSS はプライバシー優先なナレッジベース「Logseq」になります。
Logseq は既存のノートツール(Roam Research、Workflowy、TiddyWiki、Rog-mode など)に感化されて開発が進められた OSS になります。
それではこちらについて詳細を見ていきましょう!
特徴
特徴としてはいかが上げられています。
- 以下のような機能が搭載されています
- グラフ型データベース
- 日誌
- バックリンク
- タスク/ToDo 管理
- 目次
- クエリ
- ローカル端末に Markdown または Org Mode 形式のテキストファイルで保存
利用手順
Logseq は Web ブラウザのほか、Windows、macOS、Linux のデスクトップアプリ、iOS 版、Android 版アプリがあります。
各端末で利用する場合は、以下の Releases
ページから、端末にあったソフトウェアをインストールしてご利用ください。
使用感
早速自分もこちらの Logseq をインストールして使ってみました。
ぱっと見は普通のテキストエディタのように使えそうな印象でした。
また、グラフビューなどもデフォルトで搭載されており、高機能なナレッジベースであることが窺えますね!
機能が盛りだくさんなので自分もまだ使いこなせてはいないですが、日本語ドキュメント(非公式ですが)があり、こちらを参考にしながらこちらの OSS に慣れていきたいと思います。
まとめ
今回はアウトライナーと個人知識ベースの機能を持った、プライバシー優先なナレッジベース「Logseq」をご紹介しました。
非公式ですが、日本語マニュアルプロジェクトもありますので使い方について困ったりした際は、こちらのマニュアルを確認してもらえるとやりたいことは行えるかと思います。
Logseq をご紹介しましたが、今回はまだ β 版ということもあり、多少のバグもまだ残っているようです。。
しかし、真新しいナレッジベースを使ってみたいという方や、プライバシー優先なメモ、オンプレミスなナレッジベースをお探しの方は、ぜひこちらの「Logseq」を触ってみてはいかがでしょうか?
ライセンス
GNU Affero General Public License v3.0