概要
昨今ではデジタル技術が特に進歩してきており、我々一般市民はデジタル日々どこかしらでデジタルデータを利用しています。
大企業(Google や Apple、Facebook、Amazon、Microsoft など)は日々やり取りされる大量なデジタルデータを利用することで、新たなビジネスに利用していたり個人情報を基により良いサービス向上につなげるため施策を行っていると思っています。
しかし、デジタルデータには個人情報や機密情報なども含まれている場合がありますが、そのようなプライバシーにかかわる情報に対して大企業と呼ばれる会社は尊重して利用している様子は見受けられません。
個人情報などプライバシーなデータを扱う際には、セキュリティを重視したアプリ・ソフトウェア・サービスを積極的に利用することが、企業・政府・ハッカーなどによる情報搾取・改ざん・販売・詐欺などを阻止する行動になります。
そこで今回は、適切に個人情報を管理しているアプリ・ソフトウェア・サービスをまとめたリストとして、OSS として提供されている「Awesome Privacy」を紹介します。
こちらのリストを参考にしながら、どんなアプリやサービスがあって今後乗り換えていこうか、などを検討されてみてはと思います。
それでは簡単に使い方などについて見ていきましょう!
利用手順
「Awesome Privacy」では公式サイトが用意されていますので、そちらを参照することで利用することができます。
使用感
実際に自分も公式サイトを閲覧してみました。
個人情報が大企業に搾取されるかもしれない、といううわさが流れ始めてからなのか分かりませんが、非常にたくさんのアプリ・ソフトウェア・サービスがあることが分かります。
その中で、日本でも最近話題になっているものといえば、ご存じかもしれない Brave Browser がありました!
Brave Browser は公式サイトにも記載がありますが、オンライン上のプライバシーをしっかり確保してくれて、かつ広告もデフォルトでブロックしてくれるという何ともありがたいブラウザで、今回紹介している OSS「Awesome Privacy」にリストアップされていることもうなずけますね。
もう一つ注目したのが、以前私が紹介した OSS「Joplin」もリストアップされていました!!
「Joplin」については上記で自分が取り上げた記事を確認していただければと思いますが、メモ・ノートアプリでしてローカル上にデータを保持しておくこともできますし、クラウド上にデータをアップロードする際にも適切に暗号化されるため、個人情報をきちんと保護してくれるという素晴らしい OSS です。
「Joplin」に関しては、このクラウド利用時の暗号化機能があることでこちらの「Awesome Privacy」にリストアップされたのでしょう!
ここで取り上げた OSS 以外にも、個人情報を適切に管理しているソフトウェアはたくさんあるので、一通り目を通してみるとよいかもしれませんね。
まとめ
今回は、適切に個人情報を管理しているアプリ・ソフトウェア・サービスをまとめたリストとして、OSS として提供されている「Awesome Privacy」を紹介しました。
普段利用しているアプリが個人情報を漏洩しているから危険というわけではないですが、今後我々の個人情報が軽く見られてプライバシーのかけらもないような扱いを受ける日があるかもしれません。
そのように考える人たちがこのような個人情報を適切に管理するアプリ・ソフトウェアなどを作成していることなどを踏まえ、一度私たちの個人情報の在り方や使い道などについて調べたり考えてみるのも悪くないかもしれません。
もし、個人情報・機密情報を適切に利用しているアプリ・ソフトウェア・サービスに切り替えてみたいという方がいらっしゃったら、ぜひこちらの「Awesome Privacy」を参照してみて利用されてみてはいかがでしょうか?
私も少しずつこちらの「Awesome Privacy」リストに記載されているアプリ・ソフトウェア・サービスに切り替えていこうかなと思いました!
ライセンス
Creative Commons Zero v1.0 Universal