概要
開発者の皆さんは、SSH など接続する際に、どのようなクライアントを利用されていますでしょうか?
私は有名どころの Tera Term を利用しています。
Tera Term はシンプルでとても使いやすいですが、シンプルすぎて行いたいことができない・もっと高機能なクライアントアプリが欲しいという方もいると思います。
そこで、今回はより使いやすくて高機能な SSH/Telnet/TCP/Shell/Serial クライアントアプリ「WindTerm」をご紹介します。
上記のようにクライアントアプリを利用することができます。
特徴
「WindTerm」について、特徴が挙げられていたのでいくつか取り上げて紹介します。
- SSH v2、Telnet、Raw Tcp、シリアル、シェル プロトコルが実装済み
- セッション認証時の SSH 自動実行をサポート
- SSH ControlMaster をサポート
- SSH ProxyCommand または ProxyJump をサポート
- SSH エージェントをサポート パスワード、公開鍵、キーボードインタラクティブ、gssapi-with-mic による SSH 自動ログインをサポート
- X11 転送をサポート\
- ダイレクト/ローカル ポート フォワーディング、リバース/リモート ポート フォワーディング、およびダイナミック ポート フォワーディングをサポート
- XModem、YModem、および ZModem をサポート
- 統合された sftp、scp クライアントは、ダウンロード、アップロード、削除、名前変更、新しいファイル/ディレクトリの作成などをサポート
- 統合されたローカル ファイル マネージャーは、移動先、コピー先、コピー元、削除、名前の変更、新しいファイル/ディレクトリの作成などをサポート
- Windows Cmd, PowerShell および Cmd, PowerShell を管理者としてサポート
- Linux bash、zsh、powershell コアなどをサポート
- MacOS の bash、zsh、powershell コアなどをサポート
利用手順
それでは早速利用方法などについてみていきましょう!
「WindTerm」をインストールするには GitHub の Releases からご利用の OS に合ったインストーラーをダウンロードし、端末インストールしてください。
インストール完了後、起動すると以下のような画面が表示されます。
v2.5.0 ではデフォルトで日本語対応されていました!
使用感
実際に自分も使ってみました!
メニューバーの「セッション」を選択して「新しいセッション」を選択すると、新たに SSH 接続するための画面が表示されるようになります。
上記から、TeraTerm のような使い方ができますね!
また、アプリ中央の画面でこれまで接続してきたセッションを閲覧することができ、再度簡単に接続することができます。
「WindTerm」は高機能なのでまだまだできることは山ほどありますので、気になった方は実際にインストールして機能を確かめてみることをお勧めします。
まとめ
今回は、より使いやすくて高機能な SSH/Telnet/TCP/Shell/Serial クライアントアプリ「WindTerm」をご紹介しました。
高機能なクライアントアプリをお探しの方は、いろいろできる「WindTerm」を一度ご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。